実機やエミュレータで動きをみてると走査線割り込みを使っていそうなのですが、プチコンでそれはできません。
しかしプチコンには
- 豊富なBG定義(上画面で1024個)
- 2ページのスクロールレイヤー(BG)
- ウィンドウ機能(BGCLIP)
MSXのロゴをBG画面に作るにあたり、
- グラフィック画面に描画
- グラフィック画面を読み取り
- キャラクタパターンへ変換
- BGキャラ定義
今回は1.の部分です。
方針が決まったところで、次はデータ作成です。
MSX2,2+のタイトルロゴはこんな感じです。
MSX2のタイトル画面。2+だとVRAMではなくRAMとなる |
("VRAM:128KBytes"の部分はSCREEN5っぽいですが)
プチコンの画面は256x192なので、横方向を1/2にし、さらに縦192ドット以降は無視。
もととなる画像から位置を割り出し、GLINEで書いていきます。
黒い部分は(23,43)-(234,123)てな感じで。※この大きさが後で問題に。。
データを打ち込み、描画結果を見ながら適当に補正し、思いつきで短くしてみた結果が以下のプログラムです。
MSXタイトルロゴ作成プログラム。謎の文字列がいい感じ |
とはいえ、いきなりこんなリストになったわけではありません。最初はDATA文で数字で座標を打ち込み、見栄えを確認してからデータを圧縮・プログラムを変更しています。
プチコンでの実行結果は次の画像です。
MSXタイトルロゴ作成プログラム実行結果。一瞬で表示される |
Sの曲線がそれっぽくできました。
ただ斜め線ががたがたに見えるのがやや残念なところです。
本物の画面をよく見るとわかりますが、斜め線では灰色も使用しており、アンチエイリアシングされています。
でも
「MSX」はMSXライセンシングコーポレーションの登録商標です。
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